きらきらとひかる星に
届くかもしれないと思って
僕は手を伸ばしてみた
でもやっぱり届くことはなくて
まるで彼女みたいだと
呟いた僕の吐息が
12月の空に消えていった
いつもの公園でふたり
きみは僕にむかって言った
わたしね、好きな人がいるの、と
僕はきみにたずねた
誰なのかは、きいてもいいのか、と
遠回しの告白だと期待して
そんな都合の良いことなんて
あるはずもないのに
恥ずかしそうにきみが呟いたのは
別のやつの名前だった
お願い、わたしを助けて
きみが頭を下げるのを
僕がどんな気持ちで眺めていたのか
言ってしまえれば楽になるのだろうか
そんな都合の良いことなんて
できるはずもないのに
ベテルギウスが真っ赤に輝く空のしたで
任せろ、と僕は答えていた
- 作詞
ポケット12
- 作曲
ポケット12
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きみはベテルギウス (男声ver.)
ポケット12
- 2
もしもこの痛みを青春と呼ぶのなら
ポケット12
- 3
きみのいない世界
ポケット12
- 4
俺たちとアイツらの夏
ポケット12
- 5
桜の唄
ポケット12
- 6
シーズナルカラー
ポケット12
- 7
きみはベテルギウス (女声ver.)
ポケット12
アーティスト情報
ポケット12
京都府生まれ。 2024/4/28にSunoAIの存在を知り、自作の歌詞を用いて曲を作り始める。 出来上がった曲の完成度の高さに驚きと感銘を受けてその日のうちに有料プランへと移行、初めてのYouTubeチャンネルを作る。 その4日後、全世界へ向けて配信することを決意。 アマチュア作家。自称作詞家。月と世界が好きです。 (pocket12と書いて〝ポケットイチニー〟と呼びます)
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