

格子戸を開けた 木の匂いと
畳の上を跳ねる足音
白い毛並みを揺らしながら
見上げた瞳が揺れている
堀川の筋をなぞるように
朝の光を踏んで歩いた
何でもない路地の隙間に
小さな季節を見つけていた
二条の城を遠くに眺め
引っ張るリードの確かな重さ
あの日のすべてが優しすぎて
胸の奥でほどけていく
二条ストロール 歩いた道
並んだ影が伸びていく
笑い合えた時間の中で
僕らは確かに生きていた
あたたかい風が吹き抜けていく
夕暮れが染める町家の軒先
ひと休みしようと腰かけて
並んで見上げた茜の空
隣にあったあのぬくもり
変わらない街並みのどこかに
置いてきた足跡を辿るように
さよならの代わりに思い出す
いつかの穏やかな日々のこと
二条ストロール 消えない光
遠ざかるほど愛おしくて
石垣の向こう広がる空に
そっと手を振る僕がいる
あの笑顔を忘れないように
カチリと響く鍵の音
ただいまと言えたあの部屋で
いまも聴こえる小さな足音
優しい記憶を連れてくる
二条ストロール 歩いた道
並んだ影はひとつになっても
愛しい日々のぬくもりを抱いて
僕は明日へ歩いていく
風の中で微笑みながら
静かな路地に溶けていく残響
畳の匂いと夕暮れの空
- 作詞者
牧野バンド
- 作曲者
牧野バンド
- プロデューサー
牧野バンド
- ボーカル
牧野バンド

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ストリーミング / ダウンロード
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牧野バンド
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京都カムバック
牧野バンド
悠久の古都を切り裂く、ファズと郷愁のディストーション。
2000年代ジャパニーズ・オルタナティブ/インディーロックの熱量を現代に鳴らすロックバンド「牧野バンド」による待望のニューアルバム『古都ディストーション』。
伏見の朱色の路地、夕暮れ迫る下鴨、深夜の四条河原町、そして鴨川デルタの飛び石――。千年の歴史が息づく京都の街並みと、そこで交錯する焦燥や記憶を、唸るディストーションギターとエモーショナルなメロディに乗せて描き出した全8曲。
リードトラック「京都カムバック」をはじめ、幾重にも重なるフィードバックノイズと文学的なリリシズムが、聴く者をあの青く歪んだ季節へと引き戻す。古都の空気感とオルタナの美学が完全に融合した、牧野バンドの金字塔となるコンセプトアルバム。
アーティスト情報
牧野バンド
郷愁を誘うメロディと唸るファズギター。2000年代ジャパニーズ・オルタナティブ/インディーロックの衝動を現代に鳴らすロックバンド「牧野バンド」。京都の情景や文学的な心象風景を、歪んだディストーションとエモーショナルなアンサンブルに乗せて描き出す。
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