

烏丸通りのビルの隙間
吹き抜ける風が頬をかすめる
赤提灯の光の波を
振り切って僕は走りだした
信号の青が遠く霞んで
すれ違う人の影を追い越す
飲み干したあとのやりきれなさを
ポケットの奥に詰め込んだまま
錦のアーケード抜け出した夜
地下鉄の階段響く足音
この街のどこかにあるはずの
答えを探してあがき続けた
烏丸ジャンクション 交差点の上
かき鳴らす音が夜を切り裂く
置き去りにした昨日の迷いも
全部連れて駆け抜けていく
明日の僕を見失わないように
ガラス張りのビル映る自分の
情けない顔を睨みつけた
まだ終われないと呟く声が
エンジンみたいに胸を叩く
ビルの合間から見上げた夜空
星なんてひとつも見えなくても
この足が選んだアスファルトを
ただがむしゃらに踏みしめていく
烏丸ジャンクション 夜風を裂いて
かすれる声で叫び続ける
正しさばかりの世界の中で
僕の鼓動を鳴らしにいくのさ
この場所から始まっていく
街の明かりが滲んで消えた
残った熱が加速していく
引き返す道はもういらない
ただ前だけを見据えて走る
烏丸ジャンクション 交差点の上
叫んだ声が夜を染めていく
何千回だって立ち止まったって
僕らはまた走り出せるさ
この街をいま突き抜けていく
夜のビルの隙間に消えていく残響
どこまでも響くこの足音
- 作詞者
牧野バンド
- 作曲者
牧野バンド
- プロデューサー
牧野バンド
- ボーカル
牧野バンド

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ストリーミング / ダウンロード
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牧野バンド
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出町デルタ・ステップス
牧野バンド
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京都カムバック
牧野バンド
悠久の古都を切り裂く、ファズと郷愁のディストーション。
2000年代ジャパニーズ・オルタナティブ/インディーロックの熱量を現代に鳴らすロックバンド「牧野バンド」による待望のニューアルバム『古都ディストーション』。
伏見の朱色の路地、夕暮れ迫る下鴨、深夜の四条河原町、そして鴨川デルタの飛び石――。千年の歴史が息づく京都の街並みと、そこで交錯する焦燥や記憶を、唸るディストーションギターとエモーショナルなメロディに乗せて描き出した全8曲。
リードトラック「京都カムバック」をはじめ、幾重にも重なるフィードバックノイズと文学的なリリシズムが、聴く者をあの青く歪んだ季節へと引き戻す。古都の空気感とオルタナの美学が完全に融合した、牧野バンドの金字塔となるコンセプトアルバム。
アーティスト情報
牧野バンド
郷愁を誘うメロディと唸るファズギター。2000年代ジャパニーズ・オルタナティブ/インディーロックの衝動を現代に鳴らすロックバンド「牧野バンド」。京都の情景や文学的な心象風景を、歪んだディストーションとエモーショナルなアンサンブルに乗せて描き出す。
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