歌詞

自由は、孤独を伴う

それを知ったとき　世界は黙った

目に見えるものが　すべて幻だと

気づいてしまった　その夜から

誰にも言えない

この痛みは

言葉にした瞬間に

嘘になるから

真理は、光ではない

時にそれは、魂を灼く炎

「本当のことほど、誰にも言えない」

それでも私は　欺かずに生きる

歪んだ秩序、優しさの仮面

沈黙の中に宿る真実

それを抱えて歩く者は

理解を求めてはいけない

見える世界が

壊れていく

だが、その瓦礫の下に

唯一の答えがある

真理に触れた者は、選ばれる

祝福ではなく、沈黙という罰に

それでも私は　目を逸らさない

孤独を

愛も希望も、幻想でしかないとき

なお、それでも求め続けること

――それが人間の尊厳だと

誰かが言った気がする

真理は、誰にも救いをくれない

けれど、それに抗わず生きることが

この存在に意味を灯すなら

私は、孤独のまま　ここに在る