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ジャズの礎を作ったピアニストに捧ぐコンピレーションアルバム。パイントップ・パーキンスというジャズピアニストをご存知だろうか。オーティス・スパンの後を受け、ジャズ界の有名バンドであるマディ・ウォーターズ・バンドのピアニストとして70年代に活躍した彼は、30年代からミュージシャンとして活動を始めた大ベテランだった。70年代中頃からソロ作を発表し始め、90年代に入ると精力的に活動し、2011年に97年の生涯をとした。伝統的なブルースから現代的なスタイルまで、さまざまなピアノ・プレイを聴かせた彼をリスペクトした今作『Blues in the City: Mississippi - A tribute to Pinetop Perkins』には、ヴァリエーションに富んだ作品が並ぶ。ジャズピアノの可能性を感じさせるこのアルバムを聴いて、ジャズの魅力を再確認したい。
αWave Records