歌詞

定刻通りにバスは来ないこと

小さな綿毛がひとつ飛んだこと

大きく大きく息を吸い込むと

夕焼け丸ごと胸に入ること

イルカのジャンプで上がった飛沫は

赤青緑の魚に変わって

ウロコが光を空に跳ね返す

小さな雨雲、宝石を降らす

ずっとずっと待ってた

ずっとずっと君に会えるのを

祈りは静かにそっと届くこと

星降る夜更けにそっと届くこと

美しすぎたら泣いてしまうこと

誰にも何にも邪魔できないこと

ずっとずっと待ってた

ずっとずっと君に会えるのを

朝にはうっすら靄がかかること

オバケもそれぞれ家に帰ること

そこには小さな暖炉があること

屋根から吊るした星が光ること

美しすぎたら泣いてしまうこと

冷たい小川に足をつけたこと

夕焼け丸ごと胸に入ること

美しすぎたら泣いてしまうこと

全部、全部、秘密にしようぜ