Lyric

地図にない森の奥では　今日も昨日と同じ頃に

三日月のライト頼りに　音楽会が始まるのさ

フクロウの太鼓に合わせ　着飾ったクマがラッパ吹く

オオカミのベースがうねり　ピアノの上でリスが歌う

弱い光　木立揺らし　そよぐかたち　肌に映る

お伽話　水の鏡　世界ごと綴じ込めて

春の向こう側で　待ち合わせをして

風をまとって　虹をすべって　どこまでも行けるように

音楽は続く　森の奥深く

君をさらって　夜にまたがって　どこまでも続いていく

夜空には五線譜がある　そこに流星がひっかかる

でたらめなメロディーになる　まるで言葉が交わるように

弱い光　木立揺らし　そよぐかたち　肌に映る

お伽話　水の鏡　世界ごと綴じ込めて

春の向こう側で　待ち合わせをして

風をまとって　虹をすべって　どこまでも行けるように

古いフイルムに色が浮かぶように

髪をほどいて　雲を見送って　水を汲む　森の奥で

春の向こう側で　待ち合わせをして

風をまとって　虹をすべって　どこまでも行けるように

音楽は続く　森の奥深く

君をさらって　夜にまたがって　どこまでも続いていく