MONOCHROMEのジャケット写真

歌詞

シネマ

HOBNOB

誰もいないシアターに座り

ふたりが主演の映画を見ていた

スクリーンの中のふたりは

現実よりも幸せに見えた

出会いから現在まで

全てがそこで語られていた

スクリーンの中でふたりは

理想の恋を演じてた

完璧な恋は悲しいね

いつか終わるしかないものね

モノクロームの画面を見つめ

君はつぶやいた

一年前のクリスマスイブ

まだ手探りで愛を探してた

人の数だけシネマが生まれ

夢の数だけドラマは続く

シナリオは全てアドリブで

結末は誰にも分からない

ハッピーエンドは見たくない

ふたりを終わらせたくないから

流れ去るシーンに瞳を閉じて

君はつぶやいた

シアターを出るとふたりの

シネマの続きがまた始まる

世界中の出会いの数は

別れの数と等しいの

それは無限という数だから

君はつぶやいた

デジャ・ヴュという名の終りのない

シネマをふたりは演じてる

  • 作詞

    西川泰明

  • 作曲

    野中正道

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ロンドン在住中に知り合った野中正道と西川泰明が帰国後結成した、ジャンルを超えたアコースティック・デュオのファースト・アルバム。ロックからバラードまでバラエティに富んだオリジナル曲と甘い歌声が特徴。
せつなさのある大人のVOCALが、いのちや愛の大切さを静かに、時に激しく歌い上げている。
ある曲は少しシュールに世界を俯瞰し、ある曲はありったけの愛と優しさをこめて…。
甘く切ない透明で高貴な大人の香りの音楽を聴いていると、ゆったり想像の一人旅に出たくなる。
今この瞬間を必死に生きている自分自身に、そして人生で巡り合ったすべての人達に、捧げたいアルバム。

アーティスト情報

Lensmen

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