あれから続く現在をどう歌にして
変わらないこの日々も淘汰して
他の誰かが俺を忘れても
在るよ
在るよ
在るよ
もう覚えてないけど
思い出せないけど
覚えてないけど
思い出せないけど
相も変わらず僕は後悔して
三日三晩飯の味がしないぜ
夢見た場所は怖さも相まって
無理して余裕繕って歯に噛んで
止まってしまえば
(しまえば)
俺は終わるから
(終わるから)
追う者から
(今も)
追ってる背中
鍵を失くしたとて
俺は俺に常に問うて
理解されないし
出来ない到底
ただまだ
打てねーだろ?句読点
あれから続く現在をどう歌にして
変わらないこの日々も淘汰して
他の誰かが俺を忘れても
在るよ
在るよ
在るよ
もう覚えてないけど
思い出せないけど
覚えてないけど
思い出せないけど
相も変わらず僕は後悔して
日常から戦場遠ざけて
失ったもの他で相殺して
いつかまたな
ラゾーナの平行線
止まってしまえば
(しまえば)
俺は終わるから
(終わるから)
かきあげる髪は
(今も)
変わらないまま
"次"を失くしたとて
俺は俺を常に賭して
きっと
同じような
今日を迎えて
俺はステージで歌ってる
あれから続く現在をどう歌にして
変わらないこの日々も淘汰して
他の誰かが俺を忘れても
在るよ
(誰も待っていなくても)
在るよ
(誰も覚えていなくても)
在るよ
もう覚えてないけど
思い出せないけど
覚えてないけど
思い出せないけど
繋いだ手の
冷めた温度が
春の香りと
この風をflow
Afterglow
あの時のこと
時たま思う
今さらanymore
- 作詞
Lotten follow
- 作曲
IOF
Lotten follow の“カチューシャ”を
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- ⚫︎
カチューシャ
Lotten follow
ラッパー、Lotten followのシングル楽曲。
2020年3月から4年の時を経て2024年。
ついに因縁の地、川崎クラブチッタのステージに上がった。
「これは本当に勝手になんですけど運命めいたものみたいな感じてまして、コロナで無くなった、出場予定だったバズーカの高ラが2020年の春で丁度4年経ってて、その時出るはずだったとこもクラブチッタだったんで、なんかまあ、どのルートでもいずれ此処には辿り着いてたのかなーとか思いましたね(笑)」
と、本人は語る。
後日、再び彼と面会すると、彼は3月の敗戦にひどく打ちひしがれていた。
「ここまで随分遠回りしましたよ。本当なら4年前に通過してた場所だったんすから。それでもなんとか漕ぎつけて、またこれかーって、」
どうやらただの勝敗以上に、彼には思うところがあるようだった。
「4年間ね、自分なりに本気だしてやってたって思います。でも4年前が全盛期だっていうのが現実で、俺はそれ以降そこを越えていないんです。曲もつくって、ラップは段違いに上手くなって、それでも。俺は必死に動き続けてたのに周りからは消えたって思われ続けるんです。それが普通だっていつからか理解できるようになってました」
少しの沈黙の後、彼はこう答えた。
「誰も覚えてなくても、それでも俺はいたんですよ。
ここに、今もいるんすよ」