無機質な空が今日も私を包む
誰もいない部屋で涙がこぼれる
昨日までの希望が砂に変わる
指の隙間から夢が消えてゆく
痛みはいつも新しい傷を作る
目を閉じても浮かぶ苦しみの影
この重たい気持ちに名前はいらない
重力のように私を沈ませる
もし私が消えたなら世界は変わる
空に問いかけても答えはない
生きるという罰を抱きしめて
孤独な場所で心臓は鼓動を打つ
スケジュール帳の空白が増える
交わす言葉はいつも空回り
誰かの成功が眩しすぎて
私の存在は薄れていく
与えられた日々をただ過ごして
終わりの日を待っているのか
抗う力さえ失くした場所で
それでも体は血を巡らす
もし私が消えたなら世界は変わる
闇に問いかけても答えはない
生きるという罰を抱きしめて
孤独な場所で心臓は鼓動を打つ
誰かの承認も救いもいらない
この手にある感情だけが真実
たとえそれが悲しみでも
私だけのものだから
ああ生きる意味は決められない
辛さの先に見つけるもの
ゼロ地点から始まる呼吸
孤独な私よ前へ進め
- 作詞者
らるみん
- 作曲者
らるみん
- プロデューサー
らるみん
- ボーカル
らるみん
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生きるという罰
らるみん
絶望の淵から紡がれる、痛みを抱きしめるための歌
無機質な日常、消えていく希望、そして重力のように心を沈ませる絶望感——。この楽曲は、誰もが一度は経験するであろう深い孤独と、そこから抜け出せない苦しみを正直に表現しています。
「生きるという罰を抱きしめて / 孤独な場所で心臓は鼓動を打つ」
「もし自分が消えたなら」という問いを胸に、世界の無関心さと、それでもなお鼓動を打ち続ける“生”のリアリティに焦点を当てています。
しかし、この歌はただの悲嘆に留まりません。他者の承認や救いを求めず、「この手にある感情だけが真実」と歌い切るブリッジは、深い悲しみや辛ささえも「私だけのもの」として受け入れ、ゼロ地点から再び呼吸を始めるための力強い決意を示します。
**「生きるという罰」**は、絶望のどん底にいるリスナーの心にそっと寄り添い、痛みを抱えたままでも「前へ進め」と、静かに背中を押すメッセージソングです。
アーティスト情報
らるみん
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