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Lyric

end

kuchiguse

恥ずかしさに少し気づきながら

貴方が言う素直さを身に纏ってる

暮れた陽はあの夏の調べ

走り出したバス

気怠さを覆い隠すよう

忙しなくも終えた午後

この暮らしは慣れてしまったけど

あの季節が僕を呼び寄せる

いつまでも こびりついてしまうよ

さよならは叶わない

恋ごとき もう避けたいのに

花火また上がれ いっそ見えないところまで

きらり ゆらり 消えかけた夢追わせ

ついてくる空は幻を追いかけたりするの

言えなくて笑いで誤魔化した

別れのセリフ

暖める風の強さ廻る 廻る

失われた喜びが僕を襲う

宙に舞う炎 夕焼け

何を知らせた

つまらない 他の人が聞けば

ありきたり オチもない

でも僕は ただ浮かべているよ

君だけの最初の温もり

花火は告げていた 見えない終わりの時を

でもね これじゃ 夢のない"あとばなし"

仕方なく触れる いまや何もない画面には

輝きを与えてくれた頃の

君の笑顔が映っていた

きらきら心まで

何故まだ心まで

消えゆくような 儚いような

あの表情が

今を消し去るように時を割っていく

ひとつ ひとつ

手の平にしまった

夏の眠り声

想いと共に走ったバスは僕と共にどこまでも向かうのか

夏祭り 見た君の姿を

今もまだ 今もまだ 今もまだ

  • Lyricist

    kuchiguse

  • Composer

    kuchiguse

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