歌詞

いつも嘘ついてもすぐにバレる

すべてお見通しな母親の存在

生まれつき母子家庭、ひとりっこ

そんな自分に日々おこなう自問自答

帰りが遅いから帰らなくなる

つまらない日々にさしていた嫌気

家族団欒って何？と探し物

すべてが無意味というクソみてぇな

価値観

明日が昨日より遅いのかと

スローペースしか知らないポケット

の中を探しても見つからない

完璧な人生ほどつまらんでたぶん

父親がいないことが当たり前

生まれつきいないと何もわからない

玄関のポストの確認は忘れない

そんなオカンの習慣だけは

変わらない

母子家庭の意味を知った人生

言い訳で埋め尽くされた人間

家族の定義からもう一度学びたい

誰だって1人しかいないオカンに

誰よりも乗り遅れた親孝行

必死に今までの罪を償おうと

孤独という幼少期のトラウマ

煩わしいほどのお節介な愛情

毎日食ったおかんの焼きそば

表面だけの友達についたよ愛想が

寂しいからひとりで上向いて帰る

家にいても俺の相手は

ブラウン管のテレビ

先入観と思春期をまとった偽りの

空っぽで何も出てこない10代の自分

自分の罪を認めないと硬く

鋭く勝手に言い訳のプロになる

でもその中で支えてくれたのは仲間

だからこそ大事にしたい

いちばんの宝

頭かかえるほどのさかさまな人生

かからないコロナ無責任な枕詞

むかしよく観に行った甲子園球場

今岡、桧山に鳥谷なんか懐かしいな

アナログなあなたに理解できない

Online

でもいちばん足りてない

脳内にdopamine

母子家庭の意味を知った人生

言い訳で埋め尽くされた人間

家族の定義からもう一度学びたい

誰だって1人しかいないオカンに

誰よりも乗り遅れた親孝行

必死に今までの罪を償おうと

孤独という幼少期のトラウマ

煩わしいほどのお節介な愛情

年玉くれなんてもう言わねえから

洗濯も家事もあとは俺がやるから

おかんひとりで育ててくれた苦労

半端じゃないよな。

ほんまありがとうな。

今は病気やけど、絶対良くなる

おれは心から心から信じてる

あの時みたいに怒ってくれる未来を

夢見ながらサラリーマンやってる

昔握ってくれたガタガタの塩むすび

どこにも負けない味で最強やったで

オレの幸せの定義なんて

どうだっていい

ひとりにすんなよ。

さみしくすんなよ。

雨音が響き渡るひとりきりの実家

おふくろはもういないと改めて実感

ただ苦しまないでくれと

願いを込める

最後に一言。

なんて言わない。