Lyric

香る木漏れ日に ほどけてゆく髪は靡いて

風に浮かぶ綿毛 どこか懐かしく感じた

振り返る君の笑

重ねてた僕の手

夏風追いかけて 旅立つ燕の唄声

何を想うのか 何を語り継いでゆくのか

愛の一つ二つ 僕にも分かるけれど

それがどんなものか

まだ言葉にできないから

届きそうで まだ、届かなくて

掴めそうでも また、すり抜けてゆく

手の中にある石 一粒

輝かせずにいる

揺らぐ雨上がり 浮かんだ水たまりの影

真に問いかけた 旅路の行末はどこか

夢の一つ二つ 僕だって持っているけれど

辿り着けるだろうか…

まだ超える壁だらけさ

届きそうで まだ、届かなくて

掴めそうでも また、すり抜けてゆく

手の中にある種 一つも

咲かせきれないまま

過去想い 心寄せ続けていた

雲間差す光を手繰り寄せて

色褪せぬよう 舞う花びらに告げる

「また、歌いあおう」

愛の一つ二つ 僕にも分かるけれど

それがどんなものか

まだ言葉にできないから

届きそうで まだ、届かなくて

掴めそうでも また、すり抜けてゆく

誰も知らない音の行方

轍だけ残して

届きそうで まだ、届かなくて

掴めそうでも また、すり抜けてゆく

手の中にある種 一つも

咲かせきれないまま

過去想い 心寄せ続けていた

雲間差す光を手繰り寄せて

色褪せぬよう 舞う花びらに告げる

また、笑えるように…