Big Bang Front Cover

Lyric

Big Bang

SADATO

何もないみたいな静かな真空に

小さなゆらぎだけがざわめく時空

見えないエネルギー 限界をこえて

宇宙そのものが一気にふくらみだす

ほんの一瞬でケタ違いのサイズへ

つながらなかった場所までつながってく

ほとんど同じ温度の「ほぼ一様な夜」に

わずかなムラだけが地図みたいに残る

その小さなむらが 密度の違いになって

星や銀河になるタネをばらまいてく

遠い未来の景色を決める設計図が

まだ見えない闇の中に書き込まれてく

急激なふくらみが静かに終わるころ

エネルギーは粒子のあつまりに変わる

まっ白く燃える火の玉宇宙の中で

光と粒子がぶつかりあってはじける

空いっぱいに広がる三度のひかりの地図

そのほんのわずかな明るさのむらが

はじめの密度の違いをそのまま写して

銀河団とすきまを編む大きな模様になる

ビッグバンの名残りのかすかなざわめきが

何十億年かけて光と闇を分けあって

その端っこのひと粒のつながりの先に

この銀河と この街と 今の僕らが立ってる

少しずつ冷めてく 温度が下がるたび

世界はすこしずつ「今」に近づいてく

三千度を少しだけ下まわったとき

宇宙は透きとおり ひかりが解き放たれた

空いっぱいに広がる三度のひかりの地図

そのほんのわずかな明るさのむらが

はじめの密度の違いをそのまま写して

銀河団とすきまを編む大きな模様になる

ビッグバンの名残りのかすかなざわめきが

何十億年かけて光と闇を分けあって

その端っこのひと粒のつながりの先に

この銀河と この街と 今の僕らが立ってる

一三八億年のストーリーのどこかで

ひとつの星のはじっこに僕らは立ってる

インフレーションのささやきの延長線上で

誰かの「どうして?」だけを抱きしめてる

名残りの光をアンテナでほどいて

遠い昔のざわめきを見つめてる

あの三度のカーテンをくぐった先に

数えきれない偶然が降り積もっている

空いっぱいに広がる三度のひかりの地図

波打つ模様のひとつひとつの粒が

はじめのゆらぎの答えあわせみたいに

銀河たちの軌跡をそっとなぞってゆく

ビッグバンの名残りを背景にしながら

何億光年先の過去を眺めてる

その端っこのひとピクセルの物語の果てに

この歌うたう 今の僕らが立ってる

何もないように見える夜空のすきまにも

三度のひかりが静かに満ちている

はじめのゆらぎの 小さなささやきが

まだ終わらないエコーになって響いてる

  • Lyricist

    SADATO

  • Composer

    SADATO

  • Producer

    SADATO

  • Programming

    SADATO

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