歌詞

スローモーションで描く

絵コンテみたいな世界の暮らしは

あらゆる景色を混ぜた様な

あなただけが色彩でした

スローモーション　相貌を変える

ジオラマみたいな街に私は怯えて

あらゆる光を混ぜた様な

あなただけが救いで

嘘、ごめんね

本当は眩しすぎて目を逸らしてた

ううん　嘘なのも嘘

感じていたよ

あなたの隣で　その体温を

くだらない神話

私は夕焼けになりたい

あなたがくたびれた時

私を見上げて微笑みかける

それか今叶うならば

あなたの歩く道になりたい

旅路の果てにあなたが地図のあたしをなぞって笑う

そして優しいキスをする

神様のキャンパスみたいな街

あなたが居なくなって透明な街

元通りの平和な暮らしね

変わったのは頬のニキビくらいかなぁ

台風一過取り残された雲は散り散り

あなたの暮らしに迷い込んでいただけの私

ねえ、きっと私は勘違いしてた

偶然の幸せを運命だとか永遠の様に

くだらない神話

私は方舟になりたがって

「世界が終わるときに

あなた乗せて宇宙へ飛ぶわ！」

それか今叶うならば聖書になりたい

もう2度と会えなくたって

信じていられる為に

優しいキスも悲しいキスも

さよならの時は少しぬるいだけ

本当は分かってる

あなたは、寄り道していただけ

---紙飛行機の中身---

貴方の苦しみは今　どれ程ですか？

それはもう大きすぎて私には見えない程のものですか？

あなたが居る場所は遠過ぎて私には辿り着けませんか？　わかってるよ

私には何も出来ないから

あなたが何処に行くのかなど知らないから

私があなたの為に出来ることなんて何も無いからそれならば私は私でなくなっていいから

私の為に　私だけの神話が嘘にならない為に

最期だけでもあなたの一番そばにいられる様に見つめ合う二人を分つ無限分の1秒を超えてあなたに触れる為にあなたが旅立つ時あなたを包み込む

棺や花畑の様な　そんな存在でありたい

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あなたは私の知るどんな

夕焼けより眩しくて

その体はなだらかで

どんな船より優しいの　ねえ

「下らないね」って笑わないでよ

二人の恋は神話でした

地味でも　嘘でも　邪教でも

あなたにすら忘れられていても

深夜　二人が描く知恵をくれの輪は今

毛布の中で凍結して時間の外

原初の球体になるの