らくごのジャケット写真

歌詞

ゲロ

糞八

君が吐いた吐瀉物に草が生えて花をまとい

そこらを通る誰かに向けて優しげに微笑みかける

そんな、愚にもつかないことを道々で話しながら

歩いたところでどこにもつかぬと愚痴るふりをしつづけながら

昨日の無益は如何にもきつくて ねじれた心をねぎらいながら

三歩進んで二歩は戻らずにあからさまに日々は続いていく

「なんとも希薄な生活だよ」と浮かべる笑顔に力はなくて

一切合切捨てたところで逃げるさきなど思いつかずに

すでにすべては遅すぎて神様の手すら届かぬところ

そんな軽口言ってしまってあとからどうせ後悔するし

のぼせ上がっていてはなくて日々はなにやら続いてしまう

かつてはここにあったはずが小さく消えて今は見えない

結局、君の胡乱な悪意は誰かに向かわず自分に返り

酒をやりつつさみしそうに行き先不安をたまにこぼした

手と手を合わせてみたところで君の気持ちは僕には見えず

「やっぱり人はひとりなの」と詮無き言葉で話を終える

  • 作詞者

    東海林悠

  • 作曲者

    東海林悠

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らくご は よい おんがく です

アーティスト情報

  • 糞八

    2019年に京都にて結成。浮きも沈みもしない生活に、たまに見かける見かける友人のしんどそうな顔とか、皿洗ってるときのどうでもいい妄想のことなんかを歌ってる。なれなかったものに未練はないけど、まだなんとかやれそうです。諦めだけは悪いから。ハポンのモモジさんにフォーキーワナビーエモと言われたのを気に入って自称してる。

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