

夢は尻すぼむだけの 傘に混ざり込んだ光
もらったはずの手紙には あなたからの文字列
転がる手の中の夕暮れ 朝に抱いたわずかな乾いた声に怯えて
ベランダからは旅立つ
重ねた言葉を忘れて 息をひそめて歩いた
もらったはずの手紙には あなたなりの文字列
重なりあってころげられたら、ぼくらはずいぶん歳をとってた
嘲笑ることもさ 生きのばすための真面目なふりだけうまくなった
添えられた花は開いて むずがりながらかける魔法
いさかうことにもいつかは疲れて 夏が四角くなる晴れた日に
醒めた頭を抱えて 喉を蛇口でひたした
もらったはずの手紙には あなたなりの文字列
とめどもないって思えたころには、ぼくらはずいぶん歳をとってた
浮ついたことのひとつも言えない 揺れることすらあきらめた身体と
朝の光が好きだった いつもと変わらないの、この部屋
生煮えのままで生きていくことも さして悪くはないと言えるかな
重なりってころげられたら、ぼくらはずいぶん歳をとってた
嘲笑ることもさ 生きのばすための真面目なふりだけうまくなった
添えられた花は乾いて むずがりながらかける魔法
いさかうことにもいつかは疲れて 夏が四角くなる晴れた日に
- 作詞者
東海林悠
- 作曲者
東海林悠

糞八 の“花を添えて”を
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- 1
朝
糞八
- 2
くぐもり
糞八
- 3
あぐね
糞八
- 4
あとさき
糞八
- 5
うす明りのなかで
糞八
- 6
のたう
糞八
- 7
ゲロ
糞八
- ⚫︎
花を添えて
糞八
- 9
がが
糞八
らくご は よい おんがく です
アーティスト情報
糞八
2019年に京都にて結成。浮きも沈みもしない生活に、たまに見かける見かける友人のしんどそうな顔とか、皿洗ってるときのどうでもいい妄想のことなんかを歌ってる。なれなかったものに未練はないけど、まだなんとかやれそうです。諦めだけは悪いから。ハポンのモモジさんにフォーキーワナビーエモと言われたのを気に入って自称してる。
タベルレコーズ