Lyric

お手をどうぞと忍び寄る 我がもの顔した闇色に

並べてさして移ろわぬ 程度の思いを計り売る

奪われた目 まやかしを追い掛けても

放たれた灯の 軌跡を辿る先に 消せぬタブー

触れたなら 堕ちて逝く自我の花 不規則に導く背に

踊りましょう軽やかに 被害者の振りして高らかに

誘うようにひとひらの 羽根を見せつけながら

足りないもの掻き集め モノローグの続きを待つ

不機嫌を隠さないまま ステップ踏み込む午前２時

薄暗いランプを受けた 影絵は僕しか映さない

欲しがるのは 答えより僅かな差で

打ち消すように 押し寄せる後悔を 消せるから

溶けた蝋と セロファンで誤魔化しても

近付けばただ 焼かれてしまう事を 知ってたね

眩ませて 悲しみを纏う蝶 朝を待ち詫びて飛べ

僕の影 認めよう 弱さもまた一部と

触れたなら 堕ちて逝く自我の花 不規則に導く背に

踊りましょう軽やかに 被害者の振りして高らかに

誘うようにひとひらの 羽根を見せつけながら

足りないもの掻き集め モノローグの続きを待つ