

霧深い森を抜けて
朝方の帰路に着けば
深緑の木々に藤は
神妙に紫 しだる
雨がしとしとと降りしきる
屋根が滾々と鳴ってる
暦は刻々と過ぎてく
夏はじわじわと近づく
雨粒が葉先から落ちて
朝顔の花びらに触れる
その藍の後ろに君は
梅雨晴れの空のように笑ってる
雨は延々と降りしきる
苔は青々と深く 深く
暦は刻々と過ぎてゆく
夏はじわじわと訪れる
- 作詞者
shogo eguchi
- 作曲者
shogo eguchi
- プロデューサー
shogo eguchi
- レコーディングエンジニア
乃木和真
- ミキシングエンジニア
乃木和真
- マスタリングエンジニア
乃木和真
- ギター
shogo eguchi
- キーボード
乃木和真
- ボーカル
shogo eguchi
- ピアノ
乃木和真
- アダプター
乃木和真

shogo eguchi の“翠雨”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
yacht
shogo eguchi
- 2
白帆
shogo eguchi
- 3
海の街から
shogo eguchi
- 4
hamahahi
shogo eguchi
- 5
潮風に吹かれて
shogo eguchi
- 6
Wish on the sea
shogo eguchi
- 7
Lupinus
shogo eguchi
- ⚫︎
翠雨
shogo eguchi
- 9
晩夏
shogo eguchi
- 10
波のゆくさき
shogo eguchi
- 11
twilight
shogo eguchi
- 12
漁火
shogo eguchi
凪いだ日に穏やかに光る波。
時化た日に荒れる波。
”さざなみ”という言葉には、そんな二つの表情がある。それは、穏やかなときもあれば、揺れたり、荒れたりするわたしたちの心にも、どこか似ている。
音楽家shogo eguchiの1作目となるオリジナルアルバム『さざなみ』。そのジャケットには、制作拠点である天草の海があしらわれている。
本作は、鹿児島で出会った10年来の友人でもあるstudio compassのエンジニア、kazuma nogiとともに制作。shogo eguchiのアイデアをもとに、kazuma nogiによるオーガニックなアレンジが加わり、海や自然の息づかいを感じさせる一枚に仕上がっている。
爽やかで疾走感のある「海の街から」では、「海は空の色に馴染むように 私の心も青くする」と歌い、海の色に心を重ねながら、純粋で軽やかな気持ちを描いている。
「波のゆくさき」では、「波のゆくさき迷うなら 生まれたとこまで辿ってよ」と歌う。悩んだり、迷ったりしたときには、自分が生まれた場所やルーツに立ち返ることで、また少しずつ前へ進んでいける。そんな思いが込められている。
穏やかな波も、荒れる波も、そのどちらも一つの海の姿。
人の心も同じように、穏やかな日があれば、荒れる日もある。静かに光る波も、揺れ動く波も、どちらも海の一部であるように、心の揺らぎもまた、その人の一部なのかもしれない。
海と人。
どこか似ているふたつの景色を重ねながら生まれた『さざなみ』。
日々のなかで揺れ動く心にそっと寄り添い、そのときどきの景色を一緒に眺めるような、そんなアルバムである。

