Lyric

暗い雲から注がれる滴

ずっと私に問いかける

ああしなさい、こうしなさいって

私の行先邪魔してくるの

愛してるって言われても

私にはそう聞こえなくて…

世界をモザイクにする雨

きっと止むのを忘れたの

もしも未来が消えたのなら

どんなに楽な気分だろう

もし今日全部終わるのなら

私は何がしたいんだろう

星の光がない空だから

進みたい道も分からない

雲の合間から月がのぞいても

道を照らすには暗かった

あぁ、お人形さんはいいな

ずっとふわふわカワイくて

ニッコリ私を見つめてきてる

あれ、笑顔ってどうやるんだっけ…

楽しそう、おもしろそうなんて言葉

雲の上の太陽みたい

ほっぺを伝うこの滴を

雨が全部うやむやにする

消えそうな　月影が

ぽつり私を照らし出す

こんなにも儚げな願い

弾け飛んで

目を閉じて問いかけて

私はどこにいる？

ねえ誰か、気づいてよ

信じているから

大切なひとが聞いてきた

やりたいことは無いのかって

胸がトクンってなったんだ

初めて感じるこの気持ち

なんだろ、とってもモヤモヤするな

なんだろ、私のやりたいこと

今さら何を言われても

もう、どうでもいい…　はずなのに！

初めて触れたようなこの気持ち

とってもとってもくすぐったい

優しく触ろうとしても

すぐに逃げてしまいそうで

感じたことない熱が今

胸の奥にそっと芽生えた

空っぽだったはずの心

だんだん満たされてく予感

ああなりたい、これやりたいなんて

そんな希望があったんだ

心の中の嵐が今

ふっと止んだ気がしたの

淡くにじむその月影が

はっきり私を映し出した

モザイクだった世界が今

鮮やかに色づいていった

手を伸ばし掴みたい

そんな想いが溢れ出す

今まではこんなことなんか…

無かったのに

弱くても小さくても

私はここにいる

伝えたいよ叶えたいよ

じぶんの未来を

いつまで雨が降るのかって

天気予報でも外れちゃうのに

誰にわかるっていうのかな

そんなのずっと考えてた

このまま時間が過ぎてって

何も残らないよりも

何かをやったって軌跡を

はっきり残していきたいの

楽しそう、そんなちっぽけで

些細なことから始まった

今までどうでもよかったの

全部、なるようになるって

でも、今はみんながいるから

包み込んでくれるから

大好きな仲間だから！

今ならわかる

音楽に気持ちのせて

歌って行けるから

大好きを　めいっぱい

伝えていきたい