

いつの間にか世界はひとりでに幕を開ける
舞台袖の回答は得られないまま
エキストラの祭典に暴動状態の駅舎は
免罪符を掲げて通り抜けてく
傷が癒える前の僕を
つなぎとめてたはずの予感
色褪せず剥がれてく
計画通りの歩数大人になった少年は
消えかかった街頭に照らされたまま
日々を煮詰めたってきっと
肝心な刹那は残らない
瞬きの合間見失いそうなうな今抱きしめて
君が出会う景色はそっと
涙の頬拭ってくれるさ
不器用な思い出と穴の開いたプライドで
空回る日々の淵をなぞっていく
使い古した蝶ネクタイを
結びなおして顔を上げた
少しだけ 楽しみなんだ
絵空事にあふれてる台本だけど
期待して裏切られてを繰り返して
小さくなる灯を抱えて扉を開けた
舞台上は闇に溶けて
開演のベルが鳴り響く
これからどうするの?
君の問いかけ握りしめて
夢を歌う覚悟がきっと
迷子の夜照らしてくれるさ
微かでも確かに揺れる灯を胸に抱いて
選んでいくその瞳が映す今日を
- 作詞者
Yasuhiro Seki
- 作曲者
Yasuhiro Seki

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Act call
劇団サンドグラス
日々のドラマを音で演じる音楽劇団。2021年7月に1st EP「コックスとボックス」をリリース。
華やかながら疾走感のあるサウンドが駆け巡る舞台。今日もあなただけの物語が幕を開ける。
アーティスト情報
劇団サンドグラス
日々のドラマを音で演じる音楽劇団。あなたの知らないあなただけの物語を。
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