片足布団からはみ出して
眠れるほど疲れてもいない
網戸を抜けた冷たい夜の風が
あの日の僕を責めている
都合の良い句読点を思い描いてる
一人の夜に
ため息を吸い込んで
次はもう吐かないようにね
あぁ心臓に言葉を落としてゆく
悲しみも連れ去って
あの暗い夜の向こうまで
あぁ今日は君に抱きしめてほしいのさ
タイマーをかけて好きな歌を
15分ただ目を閉じているだけだった
何も握っていない指の隙間を
風がなでている
都合の良い君のラストを思い描いてる
一人の夜に
ため息を吸い込んで
喉と胸の間まで
あぁ背中の言葉を剥がして歩く
悲しみを連れ去って
どんな朝もいらないから
あぁ今日はなぜか一人が怖くなった
一緒にいたいだなんて
誰にも言えない言葉を
君には言えていたなんて
ただの思い出だけどね
そこには幸せはあったと
信じたくなった
ため息を吸い込んで
次はもう吐かないようにね
あぁ心臓に言葉を落としてゆく
悲しみを連れ去って
どんな朝もいらないから
あぁ今日は
今日はなぜか一人が
一人が怖くなった
- 作詞
吉川亮毅
- 作曲
吉川亮毅
吉川亮毅 の“ひとり”を
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- 1
あのね
吉川亮毅
- ⚫︎
ひとり
吉川亮毅
アコースティック弾き語りの一人が少し辛い夜に
アーティスト情報
吉川亮毅
吉川亮毅 1995年 東京都生まれ。 16歳より作詞作曲を開始、翌年の17歳から現在に至るまでライブハウスでアコースティックギターでの弾き語りのステージに立ち続ける。 哀愁漂う歌声とメロディ、それに寄り添うアコースティックギターの音、そして類を見ないソングライティングセンスで様々な顔を見せる楽曲たちが魅力。
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