あのねのジャケット写真

歌詞

ひとり

吉川亮毅

片足布団からはみ出して

眠れるほど疲れてもいない

網戸を抜けた冷たい夜の風が

あの日の僕を責めている

都合の良い句読点を思い描いてる

一人の夜に

ため息を吸い込んで

次はもう吐かないようにね

あぁ心臓に言葉を落としてゆく

悲しみも連れ去って

あの暗い夜の向こうまで

あぁ今日は君に抱きしめてほしいのさ

タイマーをかけて好きな歌を

15分ただ目を閉じているだけだった

何も握っていない指の隙間を

風がなでている

都合の良い君のラストを思い描いてる

一人の夜に

ため息を吸い込んで

喉と胸の間まで

あぁ背中の言葉を剥がして歩く

悲しみを連れ去って

どんな朝もいらないから

あぁ今日はなぜか一人が怖くなった

一緒にいたいだなんて

誰にも言えない言葉を

君には言えていたなんて

ただの思い出だけどね

そこには幸せはあったと

信じたくなった

ため息を吸い込んで

次はもう吐かないようにね

あぁ心臓に言葉を落としてゆく

悲しみを連れ去って

どんな朝もいらないから

あぁ今日は

今日はなぜか一人が

一人が怖くなった

  • 作詞

    吉川亮毅

  • 作曲

    吉川亮毅

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アコースティック弾き語りの一人が少し辛い夜に

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