

雪の帳 声もなく白羽ひとひら
夜に舞ふ織りし想ひは
綾に秘めいのちの果てを ただ見つめけり
知らずに ほどけゆく絆名を問わぬ
ぬくもりに汝に出逢ひし その日より我が祈り
音に変りぬ
返り羽 いま空へ終はることなき
念ひを抱き契りの夢
惜しからず響け想ひよ 風の彼方へ物語よ 織られしままに
露に濡るる 機の音かたちを変へて
夜にとけ見られてはならぬ この姿
この姿愛しきことが なぜ罪か
ひとひらの 光に願ひ名を持たぬまま
生きし日々それでもただ
汝の眼差し胸に宿し 去りて行かむ
返り羽 やがて消ゆ白き誓ひは 空に融けて忘らるるとも
名は無用たましひばかり 届かむと物語よ 風に染まりぬ
命とは 秘めし詞
祈りと祈りとは 息
息とは 願ひ願ひこそ 響くものとこしへに
絶ゆることなき
返り羽よ 空を舞へ夢なりとも 真とせむ織りし日々よ
そのままで微笑のまま 消えゆかむ物語よ 白き月夜に
さらば… いとしきひとよ
この想ひ 音となりて… 響け
- 作詞者
HARU×澪
- 作曲者
SUNO
- プロデューサー
HARU×澪
- リミキサー
SUNO

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月祀 (Original)
Echo Scroll
――白き羽は、声もなく舞い降りて。
この姿が、たとえ“罪”と呼ばれようとも。
名を持たぬ想いが、祈りとなって音に変わる。
それはただ、あなたの胸に届かんとする“風の物語”。
雪の夜、返り羽が空を舞うとき、ひとつの誓いがそっと終わる。