Lyric

腐った思考が古傷を抉る今日も

消えない傷を何度も作ろうと忍び寄る　また今日も

「お前は必要ない存在だ」と指を指し突きつける

お前の中では命の重さなど無いらしい

何一つ間違えを認めず生きている

楽しい?

間違えているのは全てこの俺らしい

そうだろう？

簡単にヒトを殺せてしまうお前に間違え等はない

悪いのは全てこの俺らしい

そうだろう?

信じたフリしてやるから今すぐ笑え醜い笑顔で笑え

自分が可愛い他人の不幸が蜜よりも甘い

誰より不幸な自分の悲劇が　 [苦く] 　甘い

失うものなど無い君は 「死にたい」などと簡単に口にする

そう　まるで 誰かの命の重さを知っているかのように

本音を口にする勇気ひとつ無いくせに

傷つくのが何よりも怖いくせに

張り裂けそう空に散る

想い　夢

かき消されてゆく幻は呑まれて

産み落とした歌声も救えないから

消えて　消えてゆくまま

井戸の中 ヘドロドロ塗れ とても綺麗だ 似合っている

這い蹲りまだ助けを乞う

お前もお前もお前もお前も

今日も意味の無い歌が誰かを救い誰かを殺している

安い言葉を貪る人々　頭の中がおかしくなりそう

耳を塞いだ　だけど　意味は無かった

実際この世界はこうして出来ているのだろう

みんな気づいているくせに

信じる事さえ無意味な世界に神などいないと悟ったんだ

もう 誰も近づかないでくれ

壊れきった 心が また壊されてしまうから

遅すぎる同感の声など最早泥に詰め込んだ

色んな顔で 覗き込む　白い影

視えた世界は

張り裂けそう空に散る

想い　夢

かき消されてゆく幻は呑まれて

産み落とした歌声も救えないから

消えて　消えてゆくまま