Lyric

ただそばにいてくれるだけでいいのに

生きてるだけで誰かの希望なのに

ボクの唄たちが虚しく散っていく

届かない無力さに打ちひしがれた

誰にもわからないわかるはずがない

キミが何を感じ何を問うたのか

だけど思うよほんの少しだけでも

キミの心に手を伸ばせばよかった

"暗闇の中でもがくくらいならば

暗闇の中で静かに眠りたい"

『オレの邪魔はするな』

そんな声が聞こえた

そんなキミのこと

今思い出してる

キミはいつだって憧れのヒーロー

誰より強くて誰よりやさしくて

その裏でキミが抱えてた痛みを

能天気なボクは知る由もなくて

勇足で踏み出したその世界で

キミは愛も変わらずぶっきらぼうで

しあわせごっこのないその世界では

本当のしあわせを見つけたんだろう

"青い空をいつまでも眺めていたい

青い空はどこまでも美しくて"

『死にたいわけじゃない』

そんな声が聞こえた

そんなキミのこと

今考えている

"終わりでも始まりでもないんだって

無理やり意味なんて作らなくていい"

『空を見上げてみな』

そんな声が聞こえた

そんなキミのこと

今唄っているよ

キミが選んだその道を

ボクは讃えたいと思う

キミが進んだその先に

一体何があるんだろう

そんなことどうだっていい

そんなことどうだっていい

見上げた青い空は澄んで

一羽の鷹が飛んでいった

それはまるでキミのようだと

涙を堪えきれなかった

ボクはまだまだこの世界で

鼓動を絶やさず唄ってく

全ての命は瞬いて

キミの旅立ちを見送るよ

悲しみエール　悲しみエール

悲しみエールをキミに

悲しみエール　悲しみエール

悲しみエールを贈る

この世界のどこかにキミが残した

本当のやさしさという花が咲き

やがてそれは"祈りの大樹"となって

キミが生きたその証となるだろう

キミが生きたその全てにエールを贈る

ラララ　ラララ　ラララ　ラララ