Lyric

青い空に縋ってみたって

心はまだ晴れ渡らないまま

通りかかる夏風は今日も

現れては遠く消えていった

誰かが呼ぶ気配がした

打ち寄せてく波が知らせ

辛い過去を捨て去ってく

準備が整いましたと

忘れたい過去なんて誰にもあるから

泡沫の空に溶かせばいい

思い出は過去に置いて自由になったら

今を生きる事にしよう

あの儚い花火みたいだと

気が付いたら重ね合わせてた

揺らいでいる心が痛くて

今も胸に残り続けてる

遠回りはしてもいいんだと

受け止めたら楽になって

まだ怖さは少しあるけど

準備は整ったみたい

残響も消え去って静かになったら

懐かしく心地いい音が

風鈴の音のように優しく響いて

始まりを知らせてくれる

もしもこの世にいなくなったら

後悔だけが残るだろう

儚く散ってしまう前には自分を取り戻して

忘れたい過去なんて誰にもあるから

泡沫の空に溶かせばいい

思い出は過去に置いて自由になったら

今を生きる事にしよう

いつか見た夢の続きを

描いて行くことにしよう