蛙の子は蛙のジャケット写真

歌詞

化蛇の幻肢痛

IDONO KAWAZU

較べるのが嫌になって

康衢通逵を飛び出した

渺茫さに怖くなって

憑りつく鷹が欲しかった

他人行儀を吐き出して

陋巷さに潜り込んだ

鬱屈異臭が鼻について

草の根掻分け欠いていた

敢えて翳りに佇んで

暗澹さを拱いた

見えすぎないが丁度いいって

薄ら眼で堪えていた

地に足をつけるって

昇降機を降りたんだ

知らない漢字の看板に

感情移入したんだ

賑わい裏では乖離

そう蔑み合いの薄利

あんなに望んだ繋がりだって

途端に疎ましくなる

判断基準が足りない

これじゃ洗脳すらも満たない

そうやって漸々と

穢されてしまう純粋無垢

だから

嗚呼痛痛痛痛い

此の僕が独り選んだ荊路

それじゃ

抱いた期待甲斐はない

構わない背負うと決めた報いさ

溺れゆくままに

剥れゆくままに

先も見えぬ路地を歩いていく

忘れたい「何処に」

逃れたい「何処に」

誰かの影にずっと怯えていた

あるはずのない手と足に

痒みと疼きが駆け巡った

切り口の中眼が生えた

青臭蔦と白詰草

這い蹲るが道理だなんて

虚勢を張れる齢じゃない

支配じみた虚言癖

虚ろに廻った歯車

言葉は凶器だ

現は不条理だ

伝わらなくて腐り果てる

己を守る為に

自作自演で設けた

芝居で息さえ詰まらせる

嗚呼痛痛痛痛い

これ以上構う所以も見当たらない

最早

頭も働かない

疲れては家に帰って寝るだけ

縋った仮面を被って

衒った白紙に還して

狙って鉄砲放てど

変わるものはない

そう何も知らなきゃよかった

俎板の上の井蛙

ダカラアーイタイタイタイタイ

ダカラアーイマイアイマイアマイ

あの頃にはもう帰れない

だから

嗚呼痛痛痛痛い

「マダ居ルノ」

全て藻屑の破落戸

未だ

大体蟠り

これ程の矛盾と同居するなんて

だから

嗚呼痛痛痛痛い

何処までも

逃れられない僕自身

即す

代替案なんてない

これ以上保つことなど限界

もてあそぶ「生」も

しがみつく「生」も

纏わりついて体から離れない

もういいかい「いやよ」

もういいかい「いいよ」

貴方の方がずっと傷ついていた

  • 作詞

    IDONO KAWAZU

  • 作曲

    IDONO KAWAZU

蛙の子は蛙のジャケット写真

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