歌詞

鋭角に差し込んだ光は

行く当てもなく

僕を刺した。

世界で、たった一人の僕を、

見返りもなく、君は傍にいてくれた。

静寂に包まれたブランコの

軋む音はこの世界の愛だった。

色褪せないモノがあるのだとしたら

それは君への想いであれ。

ブラウン缶の向こう側は、

美しく見えるものさ。

ただ、ふたりの世界は、

此処にしか無いんだ。

今しかないんだ。

きっと、世界は君の音階で出来ている

正解も不正解も解けていく

悲しい話、語り明かし

愛は歪んでいく。

きっと、世界は君の音階で出来ている。

正解も不正解も解けていく。

悲しい話、語り明かし、

愛は歪んでいく。

…

過ぎていく街並みに同化した蝶と

交差した君の歌。

僕の鼻先に当たる音の正体は

君の鼻歌だよ。

ドラッグストアでも行こうとかさ、

どうしようもない会話の正体は、

この部屋に確かに馴染む、君の声だった。

愛の存在を握りしめる。

潰れた果実をスムージーにして

美味しく飲み干そう。

世界の正体は紛れもなく君だった

きっと、世界は君の音階で出来ている。

意味のない会話も飛んでいく。

羽はないが飛べそうなのさ、

世界は美しいのさ。

きっと、世界は君の音階で出来ている。

意味のない会話も飛んでいく。

羽はないが飛べそうなのさ、

世界は美しい。

ゆらりと飛べるような

生活は僕はいらないよ。

世界を変えるようなことは、

出来そうにもないけど

君といたい。

きっと、世界は君の音階で出来ている。

正解も不正解も解けていく。

悲しい話、語り明かし、

愛は歪んでいく。

きっと、世界は君の音階で出来ている。

意味のない会話も飛んでいく。

羽はないが飛べそうなのさ、

世界は歪んでいく。

…