歌詞

バイバイしたばかりの　扉の音がまだ響いてる

ふと見たマグカップ　君の笑顔が重なるよ

ソファのくぼみ　柔らかいぬくもり

さっきまで隣にいた　君の匂いが残ってる

触れた手のあたたかさが　心に焼きついて

時間が止まればいいのに　そう思ってしまうんだ

ねえ　次はいつ会えるの？

この余韻が胸を締めつける

ひとりきりの部屋でまた　君を想ってる

「寂しいよ」って言えたなら

もっと素直に愛せたかな

会いたい気持ちが　また夜に滲んでく

テレビの音だけが　静けさを紛らわせてる

でも君の声が　どこかから聞こえてきそうで

冷めかけの紅茶　ひと口も飲めないまま

君が帰ったあとの　世界が少し色褪せる

「またすぐ会えるよ」って　笑ってくれたけど

その言葉が優しすぎて　余計に会いたくなるよ

ねえ　次はいつ会えるの？

この余韻が胸を満たしてく

君の残したしぐささえ　抱きしめたくなる

「好きだよ」って思うたび

一人が苦しくなるんだ

この気持ち　どうすればいいの…？

触れられない夜のなか

君の名前　何度も呟く

もし今すぐドアが開いたら

泣いちゃうかもしれない

ねえ　今すぐ会いたいよ

この余韻が夢に変わる前に

君の声　君の手　全部もう一度感じたい

本当に好きなんだって

この静けさが教えてくれる

だから早く　迎えにきてよ

まだこの部屋に　君がいるみたいだよ

ぬくもりの中　私は待ってる