宇宙猫のゆりかごのジャケット写真

歌詞

ししまるのうた (feat. IA)

杉山U1

夏の終わりに君と出会った

ベランダ越しに声をかけたよね

暗闇 塀を飛び越えしなやか野生のネコ

黄色く光る瞳は夜をにらむ

ししまるの声がきこえてくるよ

僕らの心に届いている

冬が訪れ会えなくなった

君を探して約束したよね

これからずっと暮らそう

家族だね 家のネコ

新しい部屋を用意した

君の居場所

ししまるの声がきこえてくるよ

僕らの心に届いている

結婚してみんなで引っ越しをしたよね

子供が生まれて家族が増えたのに

ししまるの声がきこえてくるよ

僕らの心に届いている

幸せな日々 君が見てた

六年が過ぎ 虹の橋渡った

ししまるの声がきこえてくるよ

ししまるの声がきこえてくるよ

  • 作詞者

    杉山U1

  • 作曲者

    杉山U1

  • プロデューサー

    杉山U1

  • ソングライター

    杉山U1

  • プログラミング

    杉山U1

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カルト・パンク・バンド「猛毒」のベーシストであり、ボカロPとして2008年より活動している、杉山”サンダー”U1による、IAをフィーチャーしたボーカロイド・フルアルバム。「SFと猫」をテーマにすべてハードウェア・シンセで制作したテクノポップ。カーバー・アートワークは「レディース・コミックの女王」森園みるく先生の書下ろしイラスト。ライナーノーツはサエキけんぞう。
<サエキけんぞうによるライナーノーツ抜粋>
1曲目「星ぼしからの脱出」のイントロの「ポコポコ」というリズムボックス音からその味わいは濃厚だ。今どきこのミドルテンポのポコポコで始まる曲は皆無だ。シンセ音群はすべて無駄なく記憶をくすぐる。ソフトシンセなし、808を含む80年代のシンセ、リズムマシン、全てビンテージ中心の実機、もしくはクローンでだけで作ったという。そこに究極の空虚をかかえた歌声「ボーカロイド」が鎮座する。SFだ。機械の声だ。いや、ボーカロイドは機械でさえないかも。サイバネティック・アートの極北だ。その哲学的意義が本当はまず大事なのだ。1982年のネオアカ学者に解説させたい。そんな文学的アプローチ。ボーカロイドの「空虚」は未だロマンチシズムを持って正しく顧みられたことはない。杉山君のアプローチは、ニューウェイヴの40年を正しく進化させた。グレイト!

アーティスト情報

  • 杉山U1

    80年代半ばより、人間ホルモンを経て、ハードコア、パンク、ノイズ、ローファイ、ガレージ、グラインドコア、テクノ、オルタナティブ、サイケデリック、アヴァンギャルド等の要素を含んだバンド、猛毒にべーシスト、プログラミング、作曲として参加。1990年に同バンドにてThe Crazy SKBと自宅録音した「16文」はナードコアの元祖といわれている。90年代後半よりアコースティック・ギター弾き語りで活動。2008年から80'sテイストのニューウェーブ/テクノ楽曲をアナログシンセを屈指したボカロPとしての活動を続けている。2012年、杉山"サンダー"U1名義でビクターエンタテインメント「ミク★パンク 創世編 /V.A」に楽曲制作として参加。

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  • IA

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