Lyric

自分の中の何かが　音もなく崩れ去るのが微かに聞こえたんだ

次第に怖くなってた人の目　逃げるように足向ける仕事へ

誰にも気付かれないようにそっと置いてきたMIC　別れの挨拶もなし

気付けば狭い部屋に一人　涙で濡れたペンとNIKE

安物のチェーン　黒いドゥーラグ　引き出しに捨てる未練たらしく

今日はやけに煙が目に染みる　あの日俺は死んだと言い切る

後ろめたさに指した指　誰にも裁かれない犯した罪

進む事しか出来ない時間と振り返る日々に入ったヒビ

枯れた花に　花束をくれないか

咲かない花に　花束をくれないか

ラストライブは忘れもしない仙台　バックDJ頼んだMONOには言えない

これが最後　心なしか暗めのスポットライト

が余計に眩しくて目を細めた　口に出す前に飲み込んだごめんな

またな　から10年以上月日は流れた　まだ消えない記憶の欠片

気付けば４０を過ぎその男はすでに手負い

俺の子は迷わずにたどり着けたかな天国に

枯れた花はまた光をあび　拍手の雨が糧となり

もう一度咲くその日まで　絶やさない火種

枯れた花に　花束をくれないか

咲かない花に　花束をくれないか