Dobyo ai awaremu Front Cover

Lyric

Dobyo ai awaremu

Taku Matamori

この世界も馴染めずにまた放り出す

思い立つ志願者

潜り込めば押し出されて

夜に濁った水面に浮かんだ

並ぶ君と僕は似た物同士だ

逃避行しようか

澄んだ檻で閉じてしまえば

二人このまま堕ちていくんだって

この暗く狭い水槽の中だけが

僕たちの居場所となれば

囁くように息をする

既に限られた酸素で朽ちて

緩やかに老いていくだろう

雪のように冷えた君の肌で

僕が安らかに眠れたなら

水鏡に映る姿を

君だと幻視していた

信じ切った虚像はずれて

残像となり

消えていくんだって

近づくほどに紛い物だと

気付かされたのに

見ない振りして

今日も互いに寄りかかる

何も起こらず

清潔な日々を繰り返すことに飽いた

君の傷はもう癒えているのに

弱い振りをして

また縋りつく

君の隣で今

夢を見たんだ

僕の背中には羽が生えていて

広い海の上を飛び回る

瞼の裏側に朝日が昇り

目が覚めた

憧れてしまったんだよ

裏切るよ

この世界ごと

透明な籠を壊して

君を残して外に出たんだ

どうか卑怯な僕を恨んで

君が詰りに来てくれますように

  • Lyricist

    Taku Matamori

  • Composer

    Taku Matamori

  • Mixing Engineer

    Taku Matamori

  • Mastering Engineer

    Taku Matamori

  • Guitar

    Taku Matamori

  • Vocals

    Taku Matamori

Dobyo ai awaremu Front Cover

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