Lyric

眠りにつくと夢にまた姿を見せる

なんだよもう、「さよならだよ」と

告げたのは君だろ

君が嫌いだったたばこも

今はやめたよ

心配ならしなくていい

前を向くと決めたんだ

与えたものと受け取ったもの

あまりに違いすぎたね

あの日の僕にはまだ遠すぎたね

低い声も凛と澄んだ瞳も

君の記憶の片隅にさえ

僕はもういないかな

はじめて見た映画のことも

はじめて交わしたキスのことも

見上げたその先には

今年もあの花が咲く

僕は祈る君の幸せ

そして僕の未来を

教えてくれた社会って場所に

まだ馴染めてないけど

今ならわかるよ君のあの言葉

「抗うんじゃなく

受け入れるの全て」

僕の記憶の片隅からは

まだ君は消えないが

こんな僕も23になる

逃れられない現実を見た

全ての痛みを受け止められる

大人に僕はなりたい

君のいない暗い道でも

ひとりで照らしていくから見ててよ