皐月のジャケット写真

歌詞

春風

雪野舜

薄れていく意識の中 浮かべるのは

バカみたいに笑いあったあの夏の日

振り返るとそこにはまだ

あの日のままの君が笑ってる

届かないと知れど 手を伸ばす

目を覚まして 孤独と向き合って

不意に流る泪に気づかぬふりして

顔洗って 鏡の中見つめ

映る自分は誰なのかを

問いただしてみる

求めた答えを 探しに僕らは

それぞれの道へ 一歩踏み出した

かすめた冷たい風に締め付けられる

春が来る前に 飛び立つ勇気を

かつて同じ場所にいた仲間達が

今は遠く霞むほどに先にいる

比べたって妬んだって

そこからは何も生まれやしない

わかっちゃいるけど もどかしい

小棚の上 若かりし頃の写真

怖いものなど何もなかったな

鏡の中 少し大人になった自分

でも心はあの日のまま

変っちゃいない

時間は残酷なほどに過ぎていく

振り返らない 今を生きるだけ

ひとりの夜は弱く、脆くもなるけど

一度きりだろって 奮い立たせる

強く吹く風は暖かく変わった

記憶の扉にそっと鍵をかけて

選んだ僕らの道はきっと正しい

いつか会うときは

笑って話せるように

  • 作詞

    雪野舜

  • 作曲

    雪野舜

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雪野舜、初となるEP。
5月の暖かい風とともに「前を向こう」と背中を押してくれる3曲。

アーティスト情報

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