歌詞

暗い夜

星のファールフライを追う

寒さに震えたって　くだらないね

大事なものなんか何もなくたって

大丈夫

人は「それ」を未来と呼ぶ

運命に抗ったって　従ったって

着込んじまえば如何だってよくなっちゃう

「冬の煙草が旨い」とか言う奴はもう全員ぶっ飛ばせ

歩道橋に霜をひとさじ

「ペトリコールが好き」だとか言う奴ももう全員ぶっ飛ばせ

薄いコートを無くしたばかり

白線から食み出したって

落っこちることはもう無い

ぐるぐる回って気付けば

「First Kiss」から「good bye」

くらい遠く

見失ったフライボール

一人で逸れたって　構わないね

忘れたくないことなんか何もないね

大丈夫

落下点は時代の奥

欲に飼い慣らされたって　噛み付いたって

着込んじまえば如何だってよくなっちゃう

夜を呼び出した　愚痴を溢した

涙も溢した一寸だけ

いつか嘘に変わるだろう

ヤキモチやきの朝にバレる前に

解散　始発の一寸前

髪の毛一本が命取り

口癖がうつったみたい

「もう如何でもいいんじゃない？」

寒いのなんて大嫌い

口寂しくなりゃgood night

ねえ、元気だったかい？

ねえ、元気だったかい？

ねえ、元気だったかい？

「First Kiss」から「good bye」

くらい遠く

見失ったフライボール

「もう如何でもいいんじゃない？」

独り言になってゆく

舞い戻る

星のファールフライを追う

その中身が希望だって　絶望だって

掴んじまえば如何だってよくなっちゃう