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世界最大級の四尺玉花火を打ち揚げ、400年の歴史を持つ煙火店、片貝煙火工業(新潟県小千谷市)の代表的な花火をイメージした花火の精霊「片貝花火むすめ」のイメージソング。
片貝花火むすめコンセプト・ストーリー
予期せぬコロナ禍により、日本中の夜空から花火が姿を消した。最も古い歴史をもつ「花火のふるさと」片貝にも「花火のない夏」が訪れた。
花火を愛する片貝の住民は落胆し、花火製造・打ち揚げを一手に担う地元の煙火店「片貝煙火工業」は存亡の危機に瀕していた。人々は天を仰ぎ、「花火の聖地」と称されるまちの鎮守・浅原神社に毎日のように祈りを捧げた。
その祈りが天に届いたのだろうか。
片貝の花火師たちは不思議な夢を見るようになる。
毎晩のように夢の中で美しい女性が現れ、話しかけてくる。
「神社に奉納された昔の花火番付を探してください。
私たちはそこにいます。」
この出来事に何かを直感した花火師の親方は、さっそく花火師を連れて浅原神社を訪ねた。
事情を察した神主は花火番付を手渡した。
色褪せた古い花火番付をめくると、いくつかの玉名がじんわりと光り輝いている。
片貝では、花火文化に危機が訪れるたび、花火工場の保管庫の中でほのかに光る花火玉があるという。
保管庫に走る花火師たち。
その薄暗闇の中で夢に出て来た女性は待っていた。
歴代の片貝花火を代表する「看板娘」と言える美しい大玉の花火。
想いの込められた花火玉に宿るこの花火の精霊たちこそ、窮地に追い込まれるたびにこの地に現れ、花火師を鼓舞し、花火文化を救いとめてきた伝説の存在だった。
コロナ禍という現代の危機を乗り越えるべく、ふたたび姿を現した歴代の花火の精霊「花火むすめ」。
新潟の夜空を花火で彩るため、花火師たちとの奮闘がはじまる!