醜い骨だ、その背中は。
絵の具とリートの静謐を飲み込む
触れて、冷たい。
水面を薙いでみんなもう、還元して
叫び続けた。あなたは強く脆いね
そうやって呪いを受け取って逃げ出したんだ
ガラクタの殻を食べていよう
さしてあまり変わらないからさ
「星座を繋ぐように弱い音」
何にもなくて空の透水でした。
触れて、冷たい。
水面を薙いでみんなもう、還元して
叫び続けた。あなたは強く脆いね
もう、いいや。
その玩具、手に取って壊しちゃって
敵わないな。白痴に化けて
殺した爛れた病を背負って
此処を出て行って
叫び続けた。あなたは強く脆いね
そうやって呪いを受け取って逃げ出したんだ
- 作詞
宮口カイライ
- 作曲
宮口カイライ
宮口カイライ の“スーサイドは楽園症の廃墟にて”を
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- 1
六月の鳥が撃ち落とされた頃に
宮口カイライ
- 2
アスフィクシア・アンビエンス
宮口カイライ
- 3
魚群と鯨の水圧で私は溺れて、
宮口カイライ
- 4
四〇四号室型イニシエーション
宮口カイライ
- ⚫︎
スーサイドは楽園症の廃墟にて
宮口カイライ
- 6
ペトリコール・ハイドランジア
宮口カイライ
テーマとしてあった浮遊的なものや曖昧性を主体にしました。
漠然とした塊のようなものとして実感できるが、正体はつかめない、わからないみたいな、そういうフワッとしたものと音像から想起してポルターガイスト(騒がしい霊)、歌詞にもモヤモヤ感や自傷的なものを意識した「浮遊感傷癖」文字通り、浮遊感と感傷癖を合わせた造語です。