

触れて、裂けた
震えて青くなって
砕いた雨を吸って吐いて
潤んだ呼吸が渇いて
何にも無くなった
下らない奴らの哀愁が痛いな、
また移り気な雨の匂いで僕は苛まれていく
それが何なのか知って欲しくて
歪めた思想性の所為?
消えた六月
霞んでもう溶けていた
また移り気な雨の匂いで僕は苛まれていく
それが何なのか知って欲しくて
歪めた死、蘇生。
もう、いいか。
また移り気な雨の匂いで僕は。
- 作詞者宮口カイライ 
- 作曲者宮口カイライ 

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- 1六月の鳥が撃ち落とされた頃に 宮口カイライ 
- 2アスフィクシア・アンビエンス 宮口カイライ 
- 3魚群と鯨の水圧で私は溺れて、 宮口カイライ 
- 4四〇四号室型イニシエーション 宮口カイライ 
- 5スーサイドは楽園症の廃墟にて 宮口カイライ 
- ⚫︎ペトリコール・ハイドランジア 宮口カイライ 
テーマとしてあった浮遊的なものや曖昧性を主体にしました。
漠然とした塊のようなものとして実感できるが、正体はつかめない、わからないみたいな、そういうフワッとしたものと音像から想起してポルターガイスト(騒がしい霊)、歌詞にもモヤモヤ感や自傷的なものを意識した「浮遊感傷癖」文字通り、浮遊感と感傷癖を合わせた造語です。

