琥珀のアンサー (feat. 花隈千冬)のジャケット写真

歌詞

琥珀のアンサー (feat. 花隈千冬)

Nekone

嵐が過ぎた 土曜の朝陽だまりで眠る

オレンジの毛並みこの温もりを

手放さない 決めた心が 重く沈む

「該当なし」の 冷たい文字画面の光が

突き放すけれど君を見捨てる

未来なんて私には 選べないから

足音がいつか バレる日を怯えて暮らす

狭い部屋ため息ひとつ

こぼすたび君の瞳が 問いかける

どこかにあるはず 二人の場所

この広い街の片隅でいい

君を守れる屋根があるなら

他には何もいらないのに

「遅すぎたね」と 閉ざされたドア

ごめんね今日も見つけられなかった

待ちくたびれて眠る横顔

約束さえも守れない

泥のように沈む意識

雨音さえも消えた夜の

深い闇に吸い込まれてもう動けない

私だけど・・・

深夜の部屋に響く鈴の音

金色の光舞い上がる夢

小さな奇跡が夜を越えて

運命のドアを叩いていた

たったひとつの見つけた光

君が導いた魔法のアンサー

琥珀の瞳が言う「行こう」と

背中を押してくれた

ありがとう私の救世主

さあ行こうこの部屋とはさよなら

ここから始まる 新しい日々へ

琥珀の導き

  • 作詞者

    Nekone

  • 作曲者

    Nekone

  • プロデューサー

    Nekone

  • ミキシングエンジニア

    Nekone

  • マスタリングエンジニア

    Nekone

  • グラフィックデザイン

    Nekone

  • バックグラウンドボーカル

    Nekone

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    琥珀のアンサー (feat. 花隈千冬)

    Nekone

「雨の夜、拾ったのは琥珀色の瞳」全10話の短編小説シリーズより、第ニ話を楽曲化。

ペット禁止の部屋で、小さな茶トラの子猫「シズク」との同居生活を選んだ主人公・橘美咲(たちばなみさき)。厳しい資金難と、冷たい不動産の現実に直面し、希望を失いかける彼女を救ったのは、深夜、夜ごと響く、ささやかな足音の秘密でした。

絶望の淵で目撃した、子猫のシズクがパソコン上で放った淡い金色の光と、チリチリという微かな音。そして翌朝、奇跡的に現れた「猫可」の理想的な新着物件。

これは、人間と小さな命が交わす、究極の「恩返し」の物語です。不安と葛藤を内包しつつも、温かい希望へと向かう決意を、美しいメロディとリリカルなサウンドで表現しました。

【Nekone 短編小説】
https://novel.nekone.jp/?page_id=80

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