

月明かりに温度もない
ここに誰の声もしない
波が澄んだ空を襲う
指先は水草をなぞっている
夏が終われば僕らの体温は
青緑に溶け出していく
今は静かな水面に仰向いて
息が尽きるのをただ
分かってしまえば腐ってしまえば
どうしようもなく期待は冷たいこと教えて
夜も明けない藍色の隅で
どうして僕は浮かんでいるんだろう
また痛みを知っても
♪
惑う河鹿は僕を見ない
傷を見せびらかした
書き殴った詩を捨てて
振り出しを恨んでは今日も散る
誰も知らないんだ僕らの体温が
減るのを優しさと呼ぶだけ
僕はこのまま水面に今も浮いて
誰かが来るのをただ
甘い声を聞いたまた一つ枯れた
僕を僕が嫌いになるくらいにもう狂った
夜は明けない太陽を待って
どうせ此処に朝が来ないこと
まだ気づかないふり
♪
人を呪えないこと
嘘を選べないこと
世界を愛せないこと
僕には足りないけど
ここで歌っていたい
一人浮かんでいたい
僕が尽きるのは只
熱を出しても恋ではない
それは仄暗い何か
全て僕を愛したら
その時に見えるのかな
分かってしまえば腐ってしまえば
どうしようもなく期待は冷たいこと教えて
夜も明けない藍色の隅で
こうして僕は浮かんでいるのも
忘れないのも
生きているのも
ほら痛みがあるから
♪
- 作詞者
とらまめ
- 作曲者
とらまめ
- プロデューサー
とらまめ
- ボーカル
とらまめ

とらまめ の“浮游”を
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