Under the Harvest Moonのジャケット写真

歌詞

舟唄がきこえる

葉山リナ

街灯がまたひとつ あかりを消した

僕の影は 路地裏に伸びる

かすかに聞こえる声は 誰かの歌う唄

遠くに舟唄が 闇に流れる

ガラス越しに揺れる影

飲み干せばまた 滲む夜

誰のために 歌うのか

かすれた声は どこに届くのか

舟唄が聞こえる 遠い波のように

酔いどれた街に 染みる声

沖の鴎に なれたなら

どこへ流れて いくだろう

タバコの煙 夜空に消えていく

ひとり佇む 裏通り

カウンター越しの くぐもる声

ひとつ笑って 消えていく

誰が歌う 何を思い出す舟唄

遠ざかる 憧れの声

背を向ければ なおさらに蘇る

夜の風が 背を撫でた

舟唄が聞こえる 波間に漂い

行くあてもなくて 彷徨えば

夜の向こうで 待つものは

涙のような 月明かり

  • 作詞者

    葉山リナ

  • 作曲者

    葉山リナ

  • プロデューサー

    葉山リナ

  • ボーカル

    葉山リナ

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祈り、旅立ち、月の幻想──9曲で描く秋の物語。

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