Lyric

日が暮れて夜が来たら

こんなに寒いのに

朝が来て太陽がぼくにいじわるをする

いつの日かこの季節を

なんとなく避けていて

大人になっていくたびに夏がこわくなって

いつの間にか

人は大人ぶって

子供の自分を

バス停のそばに隠して

でも本当は

変わらないままで

かき氷の味

ブルーハワイを選んでる

子供のままいても

大人のふりしても

日差しは強いまま

コンクリート照らしている

暑いし虫出るし

嫌な季節感を

大人のふりをして

遠くで眺めて

あの頃の日々から何も変わらないな

将来に怯えて明日を嫌がってる

時間が経つにつれ大人のふりだけが

上手になっていく 子供のままなのに

四季すら来るたびに表情が変わって

気づけば思い出を残して消えていく

大人になれないで四季を見つめてても

強くなれないから五月のせいにする

いつの間にか

ただかなしいまま

でも大人だから

泣き喚けないな

本当は子供だから

すぐに泣きたいし

海ではしゃぎたいし

夏になりたいって言いたい

子供のままいても

大人のふりしても

日差しは強いまま

コンクリート照らしている

暑いし虫出るし

嫌な季節感を

大人のふりをして

遠くで眺めて

まだ子供のぼくがいて

明日がこわいなら

変わらない自分を

夏の風で流して

いつかの終わりまで

季節は変わるから

それまでに自分も

変われたらいいな