Lyric

掠れた声霞む視界

ありふれ歪んだ僕になった

偶然を装う必然はいつか

真実を映し出していった

その手と声と目

振り返るフィルム

言葉も温度も

現像不可能な過去

何処かで覚えてる

匂いや季節も

曖昧な一枚が説く

離れてく二人

君が居たあの日々は

振り返る度滲んで

変わりゆくのは君も

歩き続けてるから

こぼれ落ちてくような日も

辛いと嘆いた日々も

フィルムに映る僕らのままじゃ

居られないんだね

僕は相変わらずだけど

風の噂じゃ幸せそうね

空になったコルクボードの端には

あの日の切れ端だけあった

懐かしい記憶を

思い出す

あの日々

二人の時間も

現像不可能な過去

照明が照らす

僕にはあなたが

心透かす様なシャッターライト

汚れて見えてる

君が居たあの日々を

振り返る度滲んで

変わりゆくのは君も

歩き続けてるから

僕は変われたのかな

少し乾いた日々を

フィルムに映る君の様には

笑えなくて

懐かしい記憶を思い出した昨日

言葉も温度も

現像不可能な過去

何処かで覚えてる

匂いや季節も

あの日のように僕らは

もう居れないけど

君が居たあの日々が

振り返る度滲んで

変わりゆくのは君も

歩き続けてるから

こぼれ落ちてくような日も

辛いと嘆いた日々も

フィルムに映る僕らにはもう戻れないから

何処かで覚えてる

匂いや温度も

切り離した君の距離

僕とのさよなら