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歌詞

五月の風

モトブル

短い放射と幽かな点滅

一瞬の煌き僕はそれに縋るだけ

明日は明日の風が吹くと言うけれど

僕らにはどれほど冷たい風が吹くのだろう

このまま時間が止まってくれたら良いのにな

映写機みたいに時を閉じ込めて

五月の風が

頸に吹き込む喜びを

感じているだろう

そう、君も僕の隣で

穏やかな午後を

二人で過ごそう

夏を待とう

やがて来る夏を

哀しい未来の予感を

今だけは忘れていたい

水面に映るは

稲穂を揺らすは

月夜に浮かぶ雲運ぶそれは

凍える草木の夜露払うそれは

どんな風?姿も見せないけれど

映写機みたいに景色焼き付けて

五月の風が

白いシャツを通り抜けてゆく

感じているだろう

いつもすぐそばにいる事

穏やかな午後を

今この時を生きよう

夏を待とう

まだ見ぬ夏を

哀しい未来の予感を

今だけは忘れていたい

  • 作詞

    那由多

  • 作曲

    那由多

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2009年から長い休止期間を経て、2020年に復活!!モトブル10年ぶりのミニアルバム。飛騨高山出身ユニット、現在東京都調布市と岐阜県高山市を拠点に活動を行っている。

アーティスト情報

  • モトブル

    2003年飛騨高山で「モトブル」というユニットを結成。高山での当時自主制作CD最高売上記録である300枚という壁を1週間で破り、1年間で2500枚ものCDを売り上げた。その後も各々の仕事をやりつつもCD制作やライブを重ねていたが、松本の教師生活が始まり活動を休止、那由多は単独で活動していた。教師生活も8年を迎えた頃、松本の持病である肺の病気がいよいよのところまで悪化し、登録していたドナーの順番も先頭まで来て2018年6月肺移植を受ける事となった。無事に成功し、約1年間の病院生活を経て復活をする。長時間の移植手術で、右手が動かなくなるという後遺症が残ったが、命がつながりこの世の中で生きれることになった。

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