Lyric

何が欲しくて、涙が出るの

僕の悲しみは僕だけのものなのに

隣に居ても、ひとりとひとりで

「分かってよ」なんて

馬鹿みたいだよね

切り取る瞬間

鮮やかな痛み

この目に映るよりも

遠く、深く

きっと潜っても

溺れてしまうような

でもね、きっといつか

同じ景色を

痛いくらいに分かっていたいよ

僕は僕、君は君の

好きだとか嫌いだとかのそれを

守る為、繋いだ

痛いくらいに分かってるんだよ

届かないなんてことは

ゆらゆら弱虫の心揺れて

言葉に溺れて、黙る

僕のより暖かい温度が

そこにあるだけで良かったのに

君の中の僕と、僕の中の君と

想像力の届かない

ひとり分の真実

どうしたら君を

わかってあげられるの？

痛いくらい分かっていたいよ

僕は僕、君は君の

好きだとか嫌いだとかのそれを

守る為、離した

遠いほどに近づいてく

僕らの心の距離は

ゼロになる事はないんだ、それを

知っても、まだ

痛いくらい分かってるんだよ

僕は僕、君は君の

ゆらゆらふたりの間のそれに

相応しい言葉を

ひとりとひとりで生きて

雨の日には傍にいて

僕のよりも暖かい温度が

傍に在る夜に、居たいよ