Lyric

走馬灯越しに選んで再生をしてみる 白黒の淡い記憶

何だか色が煌めいていた気がするのだけれど 忘れたままにするわ

わたし たぶん可憐で 満ちた人生で 好い人さえも自己の糧で

もう遠く枯れて 蔑称も受け入れたけれど それだけれど

ダンシング シング ナイト あなたが選んだ シット ライト 正しい姿は

シック ハート ネオンカラーもかき消すくらい

美しかった ふたりの痴情

合鍵とか指輪だとかありがちな証は 当然嫌った

そんな易く心切り売りするくらいなら 相当の距離で

他人を真似て泣いてみたら きっとやさしいあなたはその瞳を

同情か慈悲か愛なのか到底知りえぬ揺らぎで絆す

白黒映画で観たような エンドロールを知ったら

ねえ それからは結末のために 生きるだけだと悟るの ふたりの痴情

わたしがもっとあなたよりも先に気づけたなら 終われましたか

知らないわたしの泪も 煌めいて終われましたか

ダンシング シンク ナイト あなたが選んだベッド際の照明の

ネオンカラーも彩度が落ちていく それでも

ダンシング シング ナイト ふたりが選んだ シット ライト 正しい末路は

ねえ 神様が決めた 知らないわたしの運命なの

ネオンカラーの彩度落ちても 美しく在るの

誰かの痴情