振り返ってしまえば全て美しいだろう
そう思える今、贅沢な人生
糧になった過去取り戻してく未来
忘れてる何か、楽しくて仕方ない。
このままでいいなんて駄目か
目指してたあれはデタラメやでまかせか、なあ。
核心に出会えたあの瞬間
諭された意味、一度目の収監。
街から街へ、檻から檻へ
道なき道も行ったり来たり
言ったら切が無い、歌うことが生業
こんなに幸せなら明日には死にたい。
結末の先に満天の星たち
あの日の光と安寧を残したい
伝えるよりこのありのままを、、、
汚れちまった悲しみを語ろう。
安らぎに似た諦めは
枕に滲みた涙では
間違ってた間違ってた
他人の不幸を目の当たりにしてはほころび
大人になるにつれて脆弱な子供に
音を上げぬよう腕を上げることを試みる
まやかしの希望などは絶望より恐ろしい
世界超越日本語の最新作
反感と共感を駆使されたバイリンガル
傷が彩る、俺をビルが見下ろす人の為と書いて偽り読む
重鎮もルーキーも差し置いて生涯牛耳る席
アクセならばメッキだろうと存在純金ジュエリー
痩せ細った雨に打たれ歩いていく街並み
涙混じり噛み締め飯が思い出の味
腐り抜いて熟成したライムで打つ終止符
色のない信号、尽きるまで突っ切る
さあ、匙投げるか、仮返すか、
良い大人だろ?良い加減そろそろ諦めるな
安らぎに似た諦めは
枕に滲みた涙では
間違ってた間違ってた
どこからかどうでもよくなった金と名声
ラッパーとして生きている人の底辺
死を意識し仕切り直し大一番
余生などいらぬあの日もここにいた
時代は確実に静かに進んでいる
手繰り寄せた糸と糸を結んでいく
弱くていい誰も彼も未知数
クズなりにある人としての一分
済んだことは無論、下を見つめ上の空
リセットのボタンは無いが押せるスタートボタン
駄目だもう終わり、やめた方が良い、盾が崩壊、金や女にすら垂れた能書き
たが、そんな戯言にかけた消化器
母がつけた梅干しのように汗がしょっぱいんだ
感情の断片にあるお宝を囲え
飛び立つ蚊口浜と小名浜のカモメ
弱音泣き言も酒のアテ
笑ってようぜ明後日も雨
真っ白な大空が今日も星を食べる
時計の針だけは悲しげに俯いてる
何度も立ち向かう鏡の前
後ろ指指され嘘や噂にも慣れ
だが一人でいるのは苦しい
だから今日もあの人は美しい
美しい景色なんてそんなものは知らんが、景色の中にある美しさを見つけた
踏みにじられたスミレの花
そのかかとに放つ香りだけは過ぎてもまだ
安らぎに似た諦めは
枕に滲みた涙では
間違ってた間違ってた
- 作詞
鬼
- 作曲
rough
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