ひとひらの秋- (Autumn Ver.)のジャケット写真

歌詞

秋灯り-AKIAKARI- (Autumn Ver.)

LUMI和音

秋風ひとつ 袖を抜け

野辺の薄(すすき)は 暮れに揺れ

遠く山際 陽が沈み

名もなき今日が 暮れてゆく

夏の名残を 追い越して

高く遠のく 雲を見た

色づき始めた 木々の葉に

今年も秋が 降りてくる

いつかあなたと 歩いた道

今では少し 狭く見えて

変わらないもの 探すたび

変わった私に 気づいてる

遠くで響く 鐘の音(ね)が

静かな町に 溶けてゆく

あの日もこんな 夕暮れに

ふたりで空を 見ていたね

忘れたはずの 面影が

風に揺られて 蘇る

名前を呼べば 消えそうで

ただ目を閉じた

秋灯り ひとつ またひとつ

暮れゆく町に 滲んでゆく

帰れぬ日々を 惜しむように

紅葉(もみじ)が風に 舞い落ちる

あなたの声も あの日の空も

忘れたわけじゃないけれど

秋風だけが 何も言わずに

遠い季節へ 連れてゆく

川面(かわも)に映る 夕焼けが

ゆらり揺らいで ほどけてく

赤から藍へ 変わる空

一番星が 灯り出す

薄の穂先を 撫でながら

冷たい風が 通り過ぎ

どこかの家の 夕餉(ゆうげ)の香り

懐かしいほど 胸に沁みる

音(ね)だけが 響く道

落ち葉をひとつ 踏みしめる

何でもなかった あの頃が

なぜ今こんなに 愛しいの

季節はいつも 知らぬ間に

大事なものを 連れてゆく

それでも胸に 残るもの

そっと抱きしめる

秋灯り ひとつ またひとつ

深まる夜に 滲んでゆく

帰れぬ日々も 消えない想いも

紅葉とともに 舞い上がる

あなたの声も あの日の空も

忘れることは ないでしょう

秋風がまた この町を吹けば

きっと私は 思い出す

月の明かりに 照らされながら

ひとり歩いた 帰り道

振り向かないで 空を見上げる

秋は静かに 更けてゆく

  • 作詞者

    LUMI和音

  • 作曲者

    LUMI和音

  • プロデューサー

    LUMI和音

  • リミキサー

    LUMI和音

  • ボーカル

    LUMI和音

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『ひとひらの秋』は、秋の始まりから終わりまでを5つの楽曲で描いた作品です。
金木犀の香り、夕暮れに揺れる灯り、十五夜の月、風に舞うひとひらの葉。そして、やがて訪れる季節との別れ。
移ろう秋の景色と、その中に残る記憶や温もりを、尺八・箏・三味線・和太鼓などの和の音色とロックを融合させて描きました。
少し切なく、どこか懐かしい。
散りゆくものに宿る美しさと、「また巡り逢う」という想いを込めた秋の物語です。

アーティスト情報

LUMI WAON RECORDS

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