歌詞

しんと静かな夜の部屋で　モーター音だけが響いてる

同じリズムで響いてる　心臓の音だよ　ソレは

冷蔵庫の音も　パソコンの音も　君が寝返る絹擦れの音も

追われ 逃げ惑う間は　何も観得ないし 聞こえない

何処で花が咲いて散ったかなんて 知らない

きっと 観得なくなってたモノあったろう？

観えてるのに観得てないモノあったろう？

言ってはいけない言葉を放ってたろう？

してはならぬ事をしてたろう？

扇風機の音が 聴こえる位のリズムで生きる

扇風機の音が 聴こえる位のリズムで生きる

観えない悪に　見初められぬ様に

ブーンと風切る音がする　その音が聴こえてりゃ大丈夫

耳を澄ますだけで 聴こえてたのだろうけど

慌てて走ってなきゃ ここで生きて行けなかった

風切りの音も　心臓の音も　外の霧雨が紫陽花にあたる音も

今は聴こえる ミツバチの羽音も　北で漏れてる溜め息の吐息だって 聴こえる

沢山 観得てないモノあったろう？

頼ってきた手を振り払ったろう？

重く冷たい石をこんな遠くまで

あなたたった一人で運んで来たんでしょう？

扇風機の音が 聴こえる位のリズムで生きる

扇風機の音が 聴こえる位のリズムで生きる

観えない悪に　見初められぬ様に

扇風機の音が 聴こえる位のリズムで生きる

扇風機の音が 聴こえる位のリズムで生きる

観えない悪に　見初められぬ様に