歌詞

ルシファーみたいに強くなれたら

クソッタレな奴でも愛せるかな？

悲しみの数だけ優しくなるなら

彼はきっと誰より美しいんだろう

胸焼けする様なこの日々から

飛ぶための合図をしらないから

痛みとか愛とかその類を

持てるだけ束ねて綱渡りした

ただ悶々と揺れる街の空気に

だんだんと濡れる僕の体

電線を伝う嫌な粒子

少しだけ髪が揺れた

不思議な呪文は言えないけど

あなたの力を貸してくれよ

憂鬱を纏った羽で僕らは

間違いとか期待とか

全てを塗りつぶした

僕は世界の理とか

全部全部知ってる

訳じゃないけど

ルシファー心の奥、宇宙の

端っこに触れるとき雨を降らせた

ただ淡々と進む街の神秘に

段々と光る雲の隙間

爛々と巡り繋ぐ日々が

少しだけ透けて見えた

負けない力はいらないから

無敵の力を貸してくれよ

ここにある体一つを僕らが

愛せるような居場所や理由を

ただ探した

不思議な呪文は言えないけど

あなたの力を貸してくれよ

憂鬱を纏った羽で僕らは

間違いとか期待とか何度も

また描いた

ルシファーみたいに強くなれたら

クソッタレな僕でも愛せるかな？